現在、移民局による審査期間に大変長い時間がかかっているようです。例えば、バーモントサービスセンターのH-1B申請について、移民局のオンラインケースステータス一覧(2015年8月31日時点)では、アメリカ国外から又はアメリカ国内でのステータス変更申請で約4.5ヶ月、また延長申請で約3ヶ月となっています。ただ弊社のケースの実態からすると、もっと審査時間がかかっているようです。今年4月に申請した新規H-1B申請においても、まだ最終結果が出ていないものもあります。その他O-1ビザなどでも移民局による発表では2週間となっていますが、1ヶ月以上かかっているケースもあります。
審査期間の長期化は特定のビザの種類に限らず、全体的な問題にもなっているようで、弊社のお客様でもなかなか結果が分からず困っている方もいます。その場合、もし申請が通常申請であれば、特急審査申請に切り替えることも検討する必要があるでしょう(特定のI-129申請など)。その場合、申請費用が追加で$1,225かかりますが、審査期間を縮め、スケジュール感を把握するという意味では、方法となり得るでしょう。今後審査期間が速くなることを望みます。