USCIS、H-1B申請者のための組織アカウントおよびフォームI-129(非移民労働者請願書)のオンライン申請開始を発表

注目すべきポイント

  1. USCISは、H-1Bビザ申請の全体的な経験を向上させるためのアップグレードを実施しました。
  2. これらの機能強化は、組織アカウントの導入、フォームI-129およびプレミアム・プロセッシングの電子申請機能を含むものです。
  3. これらのアカウントの主な目的は、企業とその法定代理人の両方を含む組織内の個人間の連携を促進することです。

2月に予定されている重要な進展として、米国市民権・移民局(USCIS)は、組織アカウントを備え、非移民労働者請願書I-129フォームの電子申請を容易にする、革新的なオンラインプラットフォームを導入する予定です。この構想は、2025会計年度に向けたH-1B請願者専用のものです。

この移行に伴い、H-1B登録者アカウントを保持するすべての法定代理人アカウント所有者および組織からなる関係者、ならびに新規登録希望者は、一連の斬新なアカウント機能強化の恩恵を受けることができます。これらの改良は、洗練された再設計と高度なケース管理機能の組み込みが含まれ、これにより全体的なユーザー体験を向上させます。

H-1B請願者は、I-129フォームおよび関連フォームI-907のプレミアム・プロセッシング申請を、各自の組織アカウントから電子的に提出することができるようになります。また、法的代理人に電子申請を依頼することも出来ますし、紙ベースのI-129フォームを提出する従来の方法を選択することもできます。特筆すべきは、H-1Bの登録手続きはオンライン・ポータルからのみアクセス可能となることです。

USCISは、H-1B登録および請願書提出プロセスにおいて様々な役割を担う人々を巻き込みながら、組織アカウントに関するユーザビリティテストを熱心に実施してきました。この包括的なアプローチには、雇用者、人事担当者、弁護士、パラリーガルが参加し、全員が貴重なフィードバックを提供してくれました。この共同作業から得られた洞察は、コンテンツの改良、やりとりの強化、組織アカウント内の機能の最適化に役立ちました。

USCISは、組織や法定代理人がシームレスに移行できるよう、1月23日と1月24日に2つの全国的な説明会を開催するほか、H-1Bの登録期間までに小規模な説明会を数回開催する予定です。これらの説明会は、2025年度のH-1B登録期間に関連するお問いわせや、組織アカウントの複雑さについて参加者に説明する場となります。

ご質問やご相談等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。弊社では、米国ビザの申請手続きを積極的にサポートしています。

関連記事