この度、SW Law Groupは、米国内の適格な組織でエグゼクティブ・ポジションに就く非常に優秀な日本人のL-1Aビザを、追加情報請求の提出を要求されることなく、USCIS(米国移民局)より認可を取得しました。日本の一流親会社で5年以上幹部職を務めた輝かしい実績を持つこの人物は、過去3年以内に要求される1年のL-1ビザの基準を超えています。彼の管理職/エグゼクティブとしての経験と資格は、L-1Aステータスに完璧に適合しており、米国内の適格な組織に彼の専門知識を貢献する態勢が整っています。
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管理職ポジションにおけるL-1A非移民の承認について
この度、米国移民局(USCIS)を通じてL-1Aビザが承認されました。L-1Aビザの資格を持つこの受益者は、過去3年以内に少なくとも1年間、海外の子会社で管理職の職務に就いており、豊富な管理職経験を有しています。米国本社での新たな職務においても、その卓越した管理能力を発揮し続けることになります。L-1資格取得の基礎となるこの分野での豊富な経歴は、複雑な組織的責任を果たすリーダーとしての地位を確立しています。受益者は本部会社において、同部門のプロジェクト全体を監督し、活動と人員の両方を正確に管理します。彼の責任は、他のプロフェッショナルな従業員の仕事を監督・管理し、すべての部下や下請け業者の雇用、解雇、人事に関する勧告の権限を行使することにまで及びます。これらの職務は、戦略的意思決定と組織的リーダーシップに重点を置いた、彼の役職の管理職としての性格を明確に示している。彼の専門知識は、米国で最も重要かつ大きな顧客である自動車製造業界の大手企業のプロジェクト運営を指揮する上で、極めて重要な役割を果たすことになります。その経験豊富な管理能力を通じて、この専門分野での経験の深さを示しながら、これらの業務を成功に導くことになります。
雇用に基づく非移民ビザの申請の中で最も承認率が低いL-1申請について
L-1ビザの申請は、雇用に基づく非移民および投資家ビザの申請の中で、最も低い承認率となっています。また、L-1申請は、RFE(Request for Evidence)を発行される可能性が最も高い申請でもあります。
2022年度、米国移民局(USCIS)は6件に1件(16.4%)のL-1申請を却下し、申請されたケースの83.6%を承認しています。また、3分の1以上(36.5%)がRFEを発行され、そのうち承認されたのは3分の2以下(65.1%)でした。
まとめると、全L-1申請の36.5%がRFEを発行され、そのうちの3分の1が却下されたことになります。つまり、L-1申請をしてRFEを発行された場合、1/3の確率で却下され、L-1申請の3分の1以上がRFEを受けたのです。
一方、他の雇用ベースのビザ申請の結果は、まったく異なるものとなっています。H-1Bビザの申請については、USCISは全申請の98%を承認し、9.6%にしかRFEを発行しませんでした。Oビザにおいては94.6%を承認し、20.7%にRFEを発行、Pビザは93.2%を承認し、19.6%にRFEを発行、TNビザでは91.4%を承認し、17.4%にRFEを発行しました。在外アメリカ大使館・領事館では、2021年度に92.5%のE-2条約投資家ビザ、及び94.2%のE-1条約貿易家ビザを承認しています。
*各ビザ申請におけるRFE発行率(オレンジ)及び承認率(青)
L-1ビザにより、米国企業は、エグゼクティブ(L-1A)、マネージャー(L-1A)、または専門知識のある従業員(L-1B)を、米国外の関連企業から米国内の関連企業に一時的に転勤させることができます。関連企業であることの条件については別途確認が必要です。またビザ受益者は、基本的に申請直近の過去3年間のうち1年間、主にエグゼクティブ、管理職、または専門的な知識を要する業務に従事していなければなりません。また、同ビザを用いて、米国外の企業が米国に新しい事務所を開設するため、従業員を米国に派遣することもできます。
規則では、L-1ビザが大企業に限定されないことが強調されています。USCISのポリシーマニュアルに記載された例によると、「経理、販売、倉庫、人事」などの非管理職が外部に委託されていれば、「受益者を含め、1人または2人しか雇用されていない」事業体でもよいことになっています。しかし、私たちの経験上、そのようなタイプのケースは最も承認されにくくなっています。 L-1Aを取得するとEB-1Cのグリーンカード(永住権)を取得できる可能性が高くなります。EB-1Cは第1カテゴリーに属し、より早く、またほとんどの国でスムーズに処理されるため、多くの方がL-1Aを取得しようとするようです。
USCISは、L-1申請、特に中小企業のオーナー、トップエグゼクティブまたはマネージャー職のための申請について、非常に多くの質問状(RFE)を発行することで知られています。多くの場合、受益者が米国外でエグゼクティブまたはマネージャーであり、米国でもエグゼクティブまたはマネージャーになれるかどうかを問われます。USCISポリシーマニュアルに「必要以上にビジネスの関係性や受益者の事前および将来の雇用に関する広範な証拠の提出は要求しない」と記載されているにも関わらず、最初の申請でどれほど丁寧な説明をしたり証拠を提出したりしても、申請者の米国外における役職の十分性を問われることは多いのです。
APPROVAL RATES LOWEST AMONG ALL EMPLOYMENT – BASED NONIMMIGRANT PETITIONS
L-1 petitions have the lowest approval rate amongst all employment-based nonimmigrant petitions and investor applications. L-1s are also the most likely to be issued a request for evidence (RFE).
In fiscal year 2022, U.S. Citizenship and Immigration Services (USCIS) denied 1 in 6 (16.4%) L-1 petitions, approving 83.6% of cases filed. More than a third (36.5%) were issued an RFE. Of those issued an RFE, fewer than two thirds (65.1%) were approved.
So, to simplify, 36.5% of all L-1’s were RFE’d and 1/3 of those were denied, so if you receive an RFE for an L-1, there is a 1/3 chance it will be denied and over 1 out of 3 L-1 cases receive an RFE.
Other business petitions have extraordinarily different results: USCIS approved 98% of H-1B petitions and issued RFEs in only 9.6% of the cases; approved 94.6% of O petitions and issued RFEs in 20.7%; approved 93.2% of P petitions and issued RFEs in 19.6%; and approved 91.4% of TN petitions and issued RFEs in 17.1%. Consular posts abroad approved 92.5% of E-2 treaty investor visas and 94.2% of E-1 treaty trader visas in fiscal year 2021.
The L-1 classification enables a U.S. company to temporarily transfer an executive (L-1A), manager (L-1A), or specialized knowledge employee (L-1B), from one of its foreign offices to the United States. The individual must have been working for the foreign entity in a primarily executive, managerial, or specialized knowledge capacity for one year within the preceding three years. The L-1 classification also enables a foreign company to send an employee to the United States to open a new office.
The regulations intimate that L-1s are not limited to large businesses. According to an example in the USCIS Policy Manual, businesses may employ “only one or two people, including the beneficiary,” as long as non-managerial functions, such as “accounting, sales, warehousing, and personnel,” are outsourced. However, our experience has been that those types of cases are the most difficult to be approved. If you obtain an L-1A, there is a good chance you qualify for the EB-1C green card (permanent residence) so many people want to obtain an L-1A since the EB-1C is part of the 1st category so it is much faster and most countries are not backlogged on EB-1 cases.
USCIS is notorious for issuing lengthy requests for evidence (RFEs) on L-1 petitions, particularly on those filed on behalf of owners and top executives or managers of small businesses. Officers often question whether the beneficiary is an executive or manager abroad and will be an executive or manager in the United States. Often no matter what you explain, or document, officers will ask about the person’s qualifications abroad. do so regardless of how well these requirements were documented in the initial petition, and in violation of the USCIS Policy Manual, which states that “[t]he regulations do not require submission of extensive evidence of business relationships or of the beneficiary’s prior and proposed employment.”